
アプリでのマネタイズの方法としてもっと手軽なのは
「アプリ内広告」ということでアプリ作成後どうやって広告を表示されるのか調べてみました。
アプリに広告を表示させるのには
広告会社が発行するSDK(Software Development Kit)というWebサイトでいうところ解析タグみたいなものをアプリのプログラムに導入する必要があります。
なので、外に開発を依頼する場合は事前に「このSDKを導入する予定です。」というのを伝えておいたほうが親切。開発側に聞いてみるとSDKもそう簡単に導入はできないとのこと。
「SDK1行を入れるだけ簡単に設定できます!」というキャッチは多いが、意外に面倒くさいことになるかもしれないので、事前に開発側に確認しておこう。
SDKの前にアプリに広告を出してくれる広告主を探さないと何も始まらないのだけど
ここはアドセンスと同じようにアドネットワークを提供している会社にたのめばOK。
アドネットワークについて詳しくはこちら
androidだとグーグルが提供している
adMob
https://www.google.co.jp/admob/
iosだとappleが提供している
iAd
https://developer.apple.com/iad/jp/
がメインどころ。
もちろんほかにもたくさんあります。
アジア展開など広げていくならnendとかオススメ。
スマートフォン向けアドネットワーク「nend」、アジア圏ユーザーや訪日観光客をターゲットとした広告配信機能を提供
http://www.fancs.com/news_release/2015/07/02/2944
あとAdMobとも連携が可能らしい。
スマートフォン向けアドネットワーク『nend』、「AdMobメディエーションとのレポートAPI連携」および「インタースティシャル広告のAdMobメディエーション正式対応」を開始
http://www.fancs.com/news_release/2014/09/17/2377
書籍などの情報だと、こういったアドネットワークは複数登録して置くとよい。
理由は「広告はつねに表示されるわけではない」です。
一つの会社が提供しているアドネットワークに複数の広告主がいるとはいっても、みんなが自分のアプリに広告を表示するとは限らない。であれば複数の会社のアドネットワークに登録していれば単純に広告主が増えるので広告表示される可能性が増えるということです。
ただ、そこで注意をしないといけないのがアドネットワークを切り替える仕組みをアプリ側に導入する必要があるので、ここは開発側と相談が必要。
開発側でやらなくてもSSP(Supply Side Platform)という仕組みを導入するとでも対応は可能。
広告配信側のためにあるのがDSP(Demand-Side Platform)だとすると媒体側にあるのがSSPです。詳しくは
DSP、SSPの仕組みと特徴
http://dmlab.jp/adtech/dsp.html
アドネットワーク、SSP、DSPなどサービスによって多くのサービス会社があります。
こちらに会社一覧をまとめてくれていますので、参考までに。
DSP・SSP・アドネットワークをひと目で比較!WEB広告ナビ本日リリース!
http://www.ever-rise.co.jp/adtech-blog/wanavi_new.html
非常に量が多いのですね。
あと、DFPスタンダードというのもあります。
これはアプリに限らずWebサイトも含めた広告全体を管理するサービス。
こちらのページに詳しくのっています。
今回はそこまで細かく設定する必要ないので、とりあえず機能を確認するのみ。
【SSPで収益UP】グーグル社員が教える、AdMobメディエーションもいいけどDFPスタンダードの話(1/4)
http://app-review.jp/news/146238
次はPDCAをするための解析ツールを見てみたいと思います。